抄録
本レビューでは、2010-11年に報告されたサイトカインを標的とする以下の生物学的製剤に関する最新情報について概説する。1)IL-1betaに対する抗体(canakinumab)、2)IL-6に対する抗体(sirukumab [CNTO136], ALD-518、CDP6038), 3)IL-17Aに対する抗体(secukinumab, LY2439821)4)IL12/23(p40)に対する抗体(ustekinumab, briakinumab)、5)IL23に対する抗体(LY2525623)、6)IL23p19に対する抗体、7)IL-17R (AMG827), IL-23Rに対する抗体、8) Interferon-alphaに対する抗体 (sifalimumab, rontarizumabなど)、9)BAFF標的(抗BAFF抗体 belimumab、LY2127399、 TACI-Ig atacicept)、10)GM-CSF受容体に対する抗体(CAM-3001)。各製剤の開発状況、研究デザイン、さらには有効性•安全性に関してデータが公表されている製剤については、優越性•課題などにつて議論したい。