日本臨床腎移植学会雑誌
Online ISSN : 2760-1714
Print ISSN : 2187-9907
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本邦小児末期腎不全患者の疫学調査報告:とくに腎移植に関して
服部 元史佐古 まゆみ金子 徹治松永 明芦田 明五十嵐 徹伊丹 儀友上田 善彦大田 敏之後藤 芳充里村 憲一平松 美佐子伊藤 秀一上村 治佐々木 聡波多江 健幡谷 浩史藤枝 幹也吉村 仁志秋岡 祐子石倉 健司濱崎 祐子大橋 靖雄本田 雅敬
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2013 年 1 巻 2 号 p. 273-281

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抄録

日本小児腎臓病学会統計調査委員会は,2012年に,2006年から2011年末までの6年間の20歳未満の小児末期腎不全(ESKD)患者の実態把握を目的として,日本臨床腎移植学会などの関連学会の協力のもと,後方視的に全国疫学調査を実施した。その結果,今回の調査では21.9%の症例で先行的腎移植が実施されており,1998年・1999年調査の2.4%と比べて大幅な増加が認められた。先行的腎移植の割合は,欧州で21%,米国で17%と報告されており,ようやく欧米並みになったことが今回の調査で確認された。小児ESKD患者の実態を大規模な疫学調査により評価することは,小児慢性腎臓病対策の点からも重要な事項であり,今後さらに推し進めていく必要がある。

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© 一般社団法人日本臨床腎移植学会
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