デジタルアーカイブ学会誌
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口頭発表
[33] オープンアクセス画像の構造化データベースとしてのウィキメディア・コモンズの活用:WMFによる画像インポートに関わる法的な整理例とデータ整備の試みの紹介
東 修作
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ジャーナル オープンアクセス
J-STAGE Data

2020 年 4 巻 s1 号 p. s37-s40

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抄録

博物館や美術館等のいわゆるGLAM機関が所蔵する作品のデジタルコピーを公開するオープンアクセスの動きが国内外で広がりつつある一方で、国内におけるその利用は進展しているとは言い難い状況である。その理由のひとつにはスムーズに利用するための法的、技術的な手順等が分かりづらいことが挙げられる。

本稿では、コミュニティによるオープンなメディアファイルの集積データベースであるウィキメディア・コモンズにおける、GLAM機関のオープンアクセス画像に関する法的な取り扱い基準の例と、活用推進のための構造化データベース構築の取り組みについて紹介する。

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