2021 年 5 巻 3 号 p. 188-192
ライオン株式会社は、1891年(明治24年)10月30日に小林富次郎商店として創業以来、2021年で130年を迎える。その歴史資料のデジタル化の経緯を振り返り、一般企業におけるアーカイブ業務にデジタルを活用する効果と意義を考察し、他の企業のアーカイブ業務への参考となることを願う。今回改めてこれまでの活動を振り返る中で、シンプルな表ソフトを活用しながら、独自の考えを持ち、地に足の着いた活動を通じて経験値を重ね、次に繋いで行くことの重要性を再認識した。