東京国立博物館
2023 年 7 巻 2 号 p. 79-82
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高精細画像情報による実物資料の展示の代替という意味で始まった「デジタルミュージアム」は、次第に「デジタル技術によるミュージアム的体験・理解の拡張」という概念のもとに、さまざまな実装の試みがなされるようになった。小論では、実空間の再現や展示のゲーム化など、特にコロナ禍以降に増えてきたネット上の実践の手法を概観するとともに、デジタルミュージアムには、リアルミュージアムでは包摂しきれない受容層に対応できる可能性があることを論じる。
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