デジタルアーカイブ学会誌
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口頭発表 ②
[C12] 障害・サイバー攻撃・災害に強く、データを分散して安全に長期保存するブロックチェーンデジタルアーカイブ(BDA)の実践研究:未来へ刻み続ける「自律分散型データ」
後藤 博之中島 理男
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ジャーナル オープンアクセス

2025 年 9 巻 s2 号 p. s103-s106

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抄録

データをブロックチェーン上の全サーバ(ノード)に分散して記録保存(フルオンチェーン保存)することで単一障害点(以下、SPOF)を排除し、サイバー攻撃や自然災害といった致命的なリスクに対して高い耐性(レジリエンス)を持つ、ブロックチェーンデジタルアーカイブ(以下、BDA)システムの構築と実運用を前提とした実践研究を発表する。一瞬もダウンすることのない自律分散型システムにより、文化・産業・学術資産は耐改ざん性を備え、データの真正性が担保・証明され、堅牢な「自律分散型データ」として保存される。これにより、従来の課題であった長期保存や永続性を根幹から変革する。本発表では、技術アーキテクチャやプロトタイプ構築事例について検証や実践を詳述し、長期保存のコスト効率と既存デジタルアーカイブシステムやIPFSとの連携を踏まえ、次世代のデジタルアーカイブ(以下、DA)のあり方を提案する。

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