2025 年 9 巻 s2 号 p. s154-s157
演者は、日本の高度経済成長時に消失した「塩づくり文化」「鉱山文化」に対し「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」を通じて、「テレビは失われつつある文化をどのように捉え、我々に何を伝えてきたのか」といった視点から解析を試みてきた。現在、その解析を通じて発想した新たな視点「塩田作業とその過酷さの共有・発信・伝承に対する番組アーカイブスの可能性」「日本における塩製品多様化の要因」「別子銅山旧筏津住宅と地域創生」「鉱山における煙害解決の歴史」等について、旧塩田、鉱山地域の実地踏査を絡めながら研究を継続している。上記したNHK番組アーカイブス研究を介した発想展開は、学校における探究活動へのNHKアーカイブス活用の可能性を示唆しているものと考える。