本研究では、小学生を対象にデジタルアーカイブを活用する授業を実施し評価した。第4学年の社会科の防災学習の領域では、新潟大学が構築したデジタルアーカイブのサイトから新潟地震と加茂川水害のフィルム、及びせんだいメディアテークのサイトにある東日本大震災の自作教材を活用した。児童のノートと授業者の授業リフレクション記録の分析から、デジタルアーカイブの活用は、映像の力によって、児童の学習意欲を喚起したり、比較・関係思考を促進したりすることが分かった。そこで、デジタルアーカイブの可能性から、防災学習の領域における小学生の探究学習を支援・推進するデジタルアーカイブ活用モデルの試案を作成した。