本発表では、ロックバンドに取り組む際に求められる「音作り・奏法・機材」等の実践知を体系的に学ぶことができる情報フローモデルを提示することを目的とする。そのために、演奏実践知を構造化・共有するためのLODモデルを提案する。従来の音楽アーカイブは作品の記録・保存が中心であり、演奏過程や実践知の体系的な記録・共有は十分に行われていない。そこで本研究では、ステムデータを基盤として、演奏技術・音作り・機材情報等をRDFで記述するLODモデルの構築を目指す。バンド全体の音のアーカイブを最終目標としつつ、本発表では特にギターパートに焦点を当てたLODモデルを提案し、演奏実践知の構造化手法とその学習支援への応用可能性を示す。