2025 年 9 巻 s2 号 p. s45-s48
私たちが過ごしている“現在”もいずれ過去の資料となることから先回りして収集していくことは重要である。また、アーカイブズには、「永続的に保存されるもの」という意味が含まれており、デジタルアーカイブも継続的なものでなければならない。
発表者は山形大学や長野県上田市などの先行事例を参考に、宮城県塩竈市においてまちの記憶を残す継続的なデジタルアーカイブの構築を目指している。具体的には、月に1回まちの様子を撮影する定例撮影会を実施することで“現在”の様子も収集する活動をおこなうこと。デジタルアーカイブを市役所の業務として定着させ、様々な機関や人々と連携することで、継続的な事業にすることを目指している。今回は、まちの記憶を残す継続的なデジタルアーカイブの構築過程を報告する。