2025 年 9 巻 s2 号 p. s53-s56
本発表では、比企丘陵の谷津沼を題材に進めている「沼のデジタルアーカイブ」構想の初期的取り組みについて報告する。研究者やアーティストの創作活動を支援するパーソナルAI「Pondalar」を介して、ジャパンサーチが提供するコンテンツとAPIを活用し、教育現場での利活用を想定したプロトタイプを試作した。具体的には、ジャパンサーチの検索APIから教育利用可能な画像・文献を取得し、ギャラリー化や学習用ワークシート自動生成に組み込む実験を行った。本発表では、API連携の技術的ポイント、データの権利情報の扱い、授業での応用可能性を整理し、今後の拡張としてPondalarにおける学習ログの蓄積やIIIFビューア連携を展望する。小規模ながら、パーソナルAIを介した文化資源活用の新たな形を提示したい。