日本透析医学会雑誌
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原著
バスキュラーアクセス超音波検査における狭窄病変の各種評価法の比較検討
山本 裕也大川 博永西川 博幸森尾 誠人大川 弘美増田 尚毅住友 敬子赤木 有希髙本 かおり辻 純子加保 佑己
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2026 年 59 巻 5 号 p. 320-325

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抄録

【目的】バスキュラーアクセス(VA)の狭窄病変に対する超音波検査において,各評価法を比較し,臨床的に有用な指標を明らかにすることを目的とした.【方法】自己血管内シャント145例を対象に,狭窄径(駆血,非駆血),狭窄率,断面積(駆血,非駆血),収縮期最高血流速度(PSV),収縮期最高血流速度比(PSVR)を測定し,脱血不良の予測精度をROC分析にて比較した.また,上腕動脈血流量(FV)との相関を検討した.【結果】ROC分析では狭窄径および断面積が最も高い精度を示し,FVとも強い相関を認めた.狭窄率には一定の結果は得られたものの,狭窄径や断面積には劣る結果であった.PSV,PSVRの予測精度は低く,FVとの相関も弱かった.【結語】脱血不良に対する定量評価には狭窄径および断面積が臨床的に有用であり,標準的な評価法となり得ることが示唆された.

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