日本透析医学会雑誌
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原著
大阪府の血液透析施設における自然災害時の人的受援対策に関する調査
宗廣 謡子西上 あゆみ
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2026 年 59 巻 5 号 p. 326-333

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抄録

日本透析医学会施設会員名簿(2023年度版)に記載のある大阪府下305施設の医療機関の災害対策担当者へ,自然災害時の人的受援に関する調査を行った.101施設から回答(回収率33.1%)が得られ,そのうち透析部門の事業継続計画(BCP)・災害対策マニュアルの策定済みは59施設であった.また受援対策の策定は21.8%の施設があると回答し,ライフライン,医療材料,人的受援の順で対策している施設が多かった.受援要請時の外部への連絡は,インターネットを利用した日本透析医会災害情報ネットワークに多くの回答があった.自然災害時には「血液透析を継続したい」と94.1%の災害対策担当者が回答したが,人的受援を受ける上で必要な職場教育はできていないと88.1%が回答した.自然災害時に血液透析継続の人的受援を効果的に受けるには,日頃から職場教育を行い,環境を整えることが示唆された.

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© 一般社団法人 日本透析医学会
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