日本透析療法学会雑誌
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透析装置のコンピュータ化による問題点
谷口 昌弘阿部 富弥
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1988 年 21 巻 6 号 p. 531-533

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抄録
最近の透析装置のほとんどはコンピュータを内蔵しており, 操作面なども従来機器に比べて, 機能の優れたものが多くなってきている. 現在一般に使用されているコンピュータシステムによる安全管理の問題点を探り, 今後の透析装置のあるべき姿を検討した. コンピュータによる透析装置の安全管理を推し進めていくためには, 現在の患者監視装置の状態ではまだ不十分である. 今後, コンピュータの持つ情報処理能力を十分活用し, 透析システム全体をコンピュータにより安全に管理するためには, コンピュータと透析装置のデータ送受信のための標準透析装置通信プロトコルを確立し, システム全体を統合できるハードウェアおよびソフトウェアの開発が必要である. さらに, 透析装置の使用者側においてもコンピュータに対する正しい認識が必要である.
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© 社団法人 日本透析医学会
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