日本透析療法学会雑誌
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透析前後の浮腫液組成からみた透析効率の研究
白井 大禄梶本 好輝越智 聡田中 善和田 晃矢野 文雄和泉 雅章藤田 芳正
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1988 年 21 巻 7 号 p. 659-663

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抄録
血液透析の効率を検討するために, 細胞外液のモデルとして浮腫液の尿素窒素, クレアチニン, 尿酸等を血液透析前, 後, 翌日に測定した。 その結果これら溶質の濃度は5時間の血液透析後にも血漿濃度は浮腫液濃度より15%-17%低値を示したが, 翌日には血漿濃度は浮腫液濃度と平衡に達した。 この結果から血液透析による細胞外液の浄化には時間遅れがあり, 体液浄化状態の判断は血液透析後の血漿濃度よりも翌日の血液濃度の測定が適当と考えられた。
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© 社団法人 日本透析医学会
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