日本透析医学会雑誌
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Automated peritoneal dialysis (APD) の導入により腹膜機能の改善を認めた1症例
濱田 千江子井上 早苗四家 敏秀長田 しをり福井 光峰富野 康日己
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1999 年 32 巻 8 号 p. 1155-1158

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抄録

腹膜透析の長期間継続症例の増加に伴い, 腹膜劣化による除水不全が大きな問題となっている. 近年, 除水量の低下症例に対し数か月にわたる腹膜休息が, 有効であるとの報告がある. 今回著者らは, CAPD歴6年目に, カテーテルの移動を契機に高張性の透析液を使用することとなり, 移動の改善後も腹膜機能が著明に低下した症例を経験した. この症例に対して12時間の腹膜休息を設けたAPD療法を導入し, 6か月後に除水量を含めた腹膜機能の改善をみたので報告する.

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© 社団法人 日本透析医学会
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