主催: 日本デジタル教科書学会
後援: 文部科学省, 長野県教育委員会, 長野市教育委員会
会議名: 日本デジタル教科書学会第12回年次大会(信州大会)
回次: 12
開催地: 信州大学 長野(教育)キャンパス
開催日: 2023/08/19 - 2023/08/20
p. 83-84
1人1台端末が整備されたことにより、学習者用デジタル教科書を単体で使う、デジタル教科書に付属するデジタルノートと組み合わせて使う、デジタル付箋といったクラウドツールと組み合わせて使うなど多様な活用方法が想定されるようになった。そこで本研究では、児童の活用実態をもとに学習者用デジタル教科書の活用場面を整理することを試みた。その結果、活用場面は「紙の教科書と同様に使う」、「デジタルコンテンツを使う」、「デジタル教科書に付属するデジタルノートを使う」、「汎用のクラウドツールと組み合わせて使う」の4つに分類できることが明らかとなった。また、4つの場面の下位分類を行うとさらに9つに分類できることが示された。