心電図
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虚血性心疾患と心筋症における致死性不整脈の検出と予知
―加算平均心電図と電気生理学的検査からの検討―
手島 保桜田 春水岡崎 英隆板垣 和男深水 誠治柳瀬 治山口 博明西崎 光弘平岡 昌和
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2003 年 23 巻 2 号 p. 174-180

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抄録
虚血性心疾患と心筋症における致死的不整脈の検出と予知について, 加算平均心電図と電気生理学的検査 (EPS) を用い検討した.陳旧性心筋梗塞698例, 心筋症179例を対象として, 加算平均心電図を記録した.RMS40値<10μVをLP強陽性と定義すると, LP強陽性例は118例に認められ, そのうち持続性心室頻拍 (VT) の既往例は49例 (42%) であった.既往のない例でも, EPS施行例ではVTが90%に誘発された.VTの既往例のうち74%は再発し, その約半数が突然死した.VTの既往のない例ではEPS施行例も未施行例も不整脈イベントの発生率は約20%と同様で, 突然死の率も約10%と同様であった, VTの誘発不能例では不整脈イベントの発生はみられなかった.不整脈イベントは左室駆出率 (LVEF) が低値な例に多く, 突然死した症例はLVEFが35%以下の症例に有意に高率であった.LP強陽性は致死的不整脈に対する予測に優れており, さらに突然死については低左心機能が関与した.
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© 一般社団法人日本不整脈心電学会
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