目的:Intensive Care Unit/Coronary Care Unitに常駐する薬剤師の業務の現状と課題を把握するために薬物療法支援の内容を評価した。方法:平成20年3月から10月の薬物療法支援の内容を調査し,薬剤師の常駐前半(3月~6月)と後半(7月~10月)を比較し評価した。結果:薬剤師の常駐前半から後半にかけて,投与薬剤追加の提案が6.25 ± 2.36件/月から14.25 ± 2.21件/月(p<0.01),処方変更の提案が3.50 ± 2.64件/月から7.25 ± 3.40(p<0.05)と有意な増加が認められた。抗菌薬に関する内容が多く,循環器系薬,栄養に関する内容は少なかった。結論:薬剤師が治療へ介入できている領域とできていない領域が明確になり,現状と課題が明らかとなった。介入する領域を広げることにより,さらに質の高い薬物療法の実現に寄与できると考えられる。