目的:救急外来における薬剤師の常駐勤務は進んでいないため,その推進に必要な情報を得るためにアンケート調査を実施した。方法:徳洲会グループ13施設の救急救命士に無記名アンケートを実施し,薬剤師に期待する勤務体制,医薬品関連業務,現状業務に対する満足度を調査した。結果:有効回答は114件(91.9%)であった。期待する勤務体制は常駐勤務(66.7%),医薬品関連業務は「救急搬入患者の常用薬の把握および医師への情報提供」(57.9%)がもっとも多かった。ロジスティック回帰分析により薬剤師の専従勤務および専任勤務が満足度に影響する有意な因子と抽出された。結論:多くの救急救命士が薬剤師の常駐勤務に期待しており,専従勤務および専任勤務が満足度向上に関連する可能性が示唆された。