2021 年 2021 巻 1 号 p. 115-120
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東日本大震災で被災した仙台市立荒浜小学校は校舎が震災遺構として公開されている.タブレット上で校舎を探索できる VR 教材,スマートグラスで 360 度映像を体験できる教材,スマートグラスのカメラを現地スタッフが装着したリアルタイム配信の3つの教材を組み合わせた実践を2つの小学校で実施した.教材によって得られる情報や感想は異なるものの,それらの組み合わせにより,震災遺構に関する理解だけでなく,遺構化への思い,現地訪問への意欲など,情報・情意の両面に渡る効果を確認することができた.
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