東京工業大学 [日本]
2021 年 2021 巻 4 号 p. 196-203
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高校の理科「○○基礎」では,単元ごとに理科の学習成果を身近な問題解決に活かす「探究活動」を行う.しかし,「種々の物質に含まれる各成分元素の確認」といった課題は,市民が日常生活の中で行う問題解決とは言い難く,その趣旨にそぐわない.本研究では,必修科目では市民教育の視点を重視し,理科なら「行政等が提示する政策等のデータの信頼性等を評価する」といった問題解決型学習をすべきと考え,再生可能エネルギーの導入政策を比較検討するという題材で教材の設計方針を提案する.
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