2022 年 2022 巻 3 号 p. 6-12
本研究では,1人1台端末を用いて,オンライン上でデジタル新聞の制作と学校間での交流を行い,「制作前」「制作後」「交流後」において,児童の意識変化等を比較検討した.その結果,共同制作を行うことにより,情報を集め整理することや情報の中から問題を見つけ,計画を立て学習することへの児童の意識が高まったことが示された.また学校間での交流を行うことにより,自分の考えを深め,広げることや,相手や目的に応じ,情報を分かりやすく伝えるための工夫への理解が深まることを明らかにした.