2024 年 2024 巻 2 号 p. 163-170
本研究では,若手教師を対象とした研究の動向を明らかにし,若手教師の育成や支援に対する研究の展望を試みた.その結果,研究目的については「理論指向」の研究に比べ,「実践指向」の研究が少なかった.研究内容については「授業の計画・実施における思考や行動」,「メンタリング・コーチング」,「教職全般」に関する研究が多く,「授業におけるICT活用」,「教員養成」,「授業の計画・実施における授業観」に関する研究が少なかった.これらの結果から,近年の教師の研修体制や,授業における学習環境や学習観の変化に合わせた若手教師の具体的な支援策を検討していくことが課題であると示唆された.