柴田学園大学 [日本]
2025 年 2025 巻 1 号 p. 165-172
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本研究では,教員養成課程のピアノ学修者を対象に,協調学習,自己効力感,技能修得の三要素がどのように関連し合うのか,その構造的関係を検証した.測定モデルの検討を通じて,自己効力感と技能修得の弁別が困難であり,当初想定したモデルよりも両者を統合した因子構造の方がより適合度が高いことが確認された.また,協調的ピアノ学修は,学修者の心理的・技能的認識に影響を及ぼす要因として機能することが示唆された.
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