日本教育工学会研究報告集
Online ISSN : 2436-3286
アニマシー知覚により学習者の注意喚起を行う手法の提案
中澤 颯上田 達也江木 啓訓
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2025 年 2025 巻 1 号 p. 235-242

詳細
抄録

動画での学習は受動的なため,集中の維持が難しいという学習者が存在する.そこで本研究では,動画プレイヤーにアニマシー知覚を与えることで,学習者の注意喚起を行う手法を提案する.基礎研究として,動画プレイヤーの設計指針を,矩形の様々な動きを見比べる形の調査によって明らかにする.その結果,素早く2回繰り返される動きかつ拡大から縮小する動きが最も厳しい感情を持ち,生き物らしく,強い働きかけを感じさせる動きであることがわかった.

著者関連情報
© 2025 日本教育工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top