2025 年 2025 巻 3 号 p. 14-17
本研究は,小学校6学年の児童が,校内授業研究に授業の観察者として参画する取り組みに対する効果を検証することを目的とした.質問紙調査の結果では,9項目中8項目の質問項目で,5%水準で有意に肯定的な回答が多いことから,授業観察者として授業を観察する取り組みに対して,総合的には肯定的に捉えていることが示唆された.ただし,他者の授業を観察・投稿するだけでは,その気づきを日常の学習に直接活かすことは容易でなく,得られた気づきを自分の学習に活かすための支援が必要なことが示唆された.