2025 年 2025 巻 4 号 p. 328-331
2024年11月に実施した調査を基に,小中学生の学校適応度とGIGAスクール適応度との関連を分析した.その結果,両適応度の間には一定の相関が認められた.ただし,小学校高学年および中学生において,学校適応度が低いがGIGAスクール適応度が高い児童・生徒が約2割存在することが明らかとなった.すなわち,学校生活には十分に適応していないにもかかわらず,情報機器を活用した学習には適応できている層が一定数存在する.本稿では,適応度の組み合わせに基づき,①両方の適応度が高い群,②学校適応度のみ高い群,③GIGAスクール適応度のみ高い群,④両方の適応度が低い群の4群に分類し,「学校の成績」「ICTスキル」「情報活用実践力」における差異について検討した.