東京科学大学 [日本]
大阪大学 [日本]
2025 年 2025 巻 4 号 p. 273-278
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本研究は,英語スピーキングにおける方略的能力向上を目的に,未知語を既知語彙で説明する「説明方略」に基づく教材を開発し,その効果を検証した.表現したい語の特徴,用途,類語の利用の観点から,語彙表現に関するフィードバックを提供し,方略の運用能力を体系的に向上させることを目指した.予備実験の結果,実験群において,特徴や用途を表す具体的な語彙の増加と,上位語と修飾句を用いた文構造の変化が確認された.