抄録
日本各地から分離された E.tarda 144株をスーパーオキシドジスムターゼとカタラーゼの電気泳動パターン, カタラーゼテストおよび16SrDNA の PCR-RFLP 解析を用いて型別した。 供試菌株は酵素の電気泳動パターンおよびカタラーゼテストによって, 全ての病魚由来株を含むグループ1と ATCC15947T を含む非病魚由来株のグループ2に型別された。 PCR-RFLP 解析でこの二つの集団は16SrDNA の遺伝子型が異なることが明らかとなり, グループ1はさらに二つの遺伝子型に細分された。