魚病研究
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日本におけるコイヘルペスウイルスの初検出
佐野 元彦伊東 尚史栗田 潤野内 孝則渡邊 直樹三輪 理飯田 貴次
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2004 年 39 巻 3 号 p. 165-167

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抄録
 2003年10月上旬に霞ヶ浦で養殖ゴイに大量死が発生した。特に大型魚での死亡が目立ち, 罹病魚は水面付近を不活発に遊泳した。鰓の病変が顕著であり, 上皮増生に伴う鰓弁の棍棒化および上皮細胞の壊死が認められた。瀕死魚の鰓と腎臓を用いPCRを行ったところ, コイヘルペスウイルス(KHV)のDNAが検出された。培養細胞によりウイルスは分離されなかったが, 鰓の磨砕濾液をコイに接種したところ, 死亡が見られ, 死亡魚からKHVのDNAが検出されるとともにKHVが分離された。
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© 日本魚病学会
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