日本消化器がん検診学会雑誌
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総説
胃がん検診におけるX線造影診断の役割と新・読影基準の提唱─ヘリコバクター・ピロリ時代における奈良県の実情を踏まえて─
伊藤 高広吉川 公彦大石 元
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2010 年 48 巻 5 号 p. 511-521

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抄録

胃がん発症にヘリコバクター・ピロリ菌(Helicobacter pylori:以下Hp)が深く関与することが判明して以来, 血清学的手法によりハイリスク群を集約して胃がんの早期発見を目指した効率的な検診を行うとする考え方が導入されようとしている。集団における胃がん死亡率低下のエビデンスがある現行の胃がんX線検診においてもこの考え方を導入して変革をはかる必要がある。ヘリコバクター・ピロリ時代における奈良県胃がん検診において, X線診断で胃粘膜の所見からハイリスク群の集約を行う新しい読影基準を提唱する。

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© 2010 一般社団法人 日本消化器がん検診学会
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