日本消化器がん検診学会雑誌
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経験
胃がん検診で行う残胃X線撮影法の工夫
本田 今朝男森村 裕一高田 恵子今村 清子有森 正樹
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2014 年 52 巻 5 号 p. 575-582

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抄録
胃がん検診で行う残胃X線撮影法においては基準撮影法のように決まった方法が無く, また, 残胃の頻度は少なく撮影法を習得する機会が極端に少ないのが現状である。
残胃X線撮影において以下の方法と工夫を試みた。1)発泡剤をバリウム(以下Ba)で服用。この事により発泡時間を遅らせること, Ba濃度低下を抑え胃壁の洗滌効果を期待した。2)Baの移動方法とローリング。Baの流出を極力抑えるため腹臥位でBaを残胃に戻す操作を加え, ローリングは右回転のみとした。
胃壁のBa付着, 空気量の画像評価はB-I法では従来法に比較して約14%の改善が認められたが, B-II法では変化はみられなかった。
撮影に当たり上記の方法と撮影順序を統一化できれば検査精度向上に寄与でき, 残胃癌の早期発見に期待できるものと思われた。また, 撮影法を一定にする事によって被曝低減にも貢献できるものと思われた。
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© 2014 一般社団法人 日本消化器がん検診学会
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