抄録
血清ペプシノゲン(PG)法と内視鏡検査を同時に施行した人間ドック受診者1, 644例(男1,094例,女550例, 22~88歳,平均50.4歳)を対象にPG法のカットオフ値の精度を検討した。中等度以上の内視鏡的萎縮に対する精度はすべての年齢階層において,「PGI≦70ng/mlかつI/II比≦3.0」が最も良好であり,感度85.5%,特異性82.3%であった。発見胃癌に対する精度も全体では,「PGI≦70ng/mlかつI/II比≦3.0」が最も良好であり,感度85.7%,特異性69.5%であった。60歳以上に限ると,「PGI≦50mg/mlかつI/II比≦3.0」が最も良好であり,感度75.0%,特異性67.2%であった。