消化器集団検診
Online ISSN : 2186-7313
Print ISSN : 0287-6132
ISSN-L : 0287-6132
血清ペプシノゲンのカットオフ値の精度に関する検討
人間ドックにおける内視鏡検査との同時検討から
井上 和彦三好 栄司青木 信也板倉 滋三原 修吉原 正治春間 賢隅井 浩治梶山 梧朗
著者情報
ジャーナル フリー

1997 年 35 巻 4 号 p. 495-500

詳細
抄録
血清ペプシノゲン(PG)法と内視鏡検査を同時に施行した人間ドック受診者1, 644例(男1,094例,女550例, 22~88歳,平均50.4歳)を対象にPG法のカットオフ値の精度を検討した。中等度以上の内視鏡的萎縮に対する精度はすべての年齢階層において,「PGI≦70ng/mlかつI/II比≦3.0」が最も良好であり,感度85.5%,特異性82.3%であった。発見胃癌に対する精度も全体では,「PGI≦70ng/mlかつI/II比≦3.0」が最も良好であり,感度85.7%,特異性69.5%であった。60歳以上に限ると,「PGI≦50mg/mlかつI/II比≦3.0」が最も良好であり,感度75.0%,特異性67.2%であった。
著者関連情報
© 日本消化器がん検診学会
前の記事 次の記事
feedback
Top