消化器集団検診
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胃集団検診における逐年検診発見進行胃癌に関する検討
阿部 慎哉池田 卓野口 哲也島田 剛延相田 重光長川 史菅原 伸之
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1998 年 36 巻 2 号 p. 110-115

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抄録
今後の胃集団検診の精度向上と信頼の維持のため逐年検診で発見された進行胃癌の臨床病理学的特徴を検討し, その対策に関して考察した。逐年検診発見進行胃癌の頻度は女性に多く, その占居部位はC領域および前壁で多く認められた。初回受診者からの発見進行胃癌と比較すると肉眼型では早期癌類似進行癌の頻度が高く, 組織型では未分化型が多い傾向がみられた。また, 逐年受診者はたとえ同じ進行胃癌で発見されても初回受診者と比べて浅い深達度で発見されている傾向が認められた。C領域で逐年検診発見進行胃癌の頻度が高かった原因として, 読影時の見逃しよりはむしろ間接X線検査の示現能に問題があると考えられた。以上より, 逐年検診発見進行胃癌を減少させるための対策として, 高濃度バリウムの使用を含めた撮影方法の見直しや間接X線検査時の動的観察および追加撮影の積極的な導入が必要であると考えられた。
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© 日本消化器がん検診学会
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