消化器集団検診
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大腸癌検診で発見された早期大腸癌の注腸示現能の検討
中野 真渕上 在弥須田 健夫井上 幸万翁 伯東田畑 育男冨田 一郎蓮見 直彦松沢 良和大倉 康男
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1998 年 36 巻 2 号 p. 152-156

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抄録
平成5年度より開始された大腸癌検診で精密検査を指示され, 当院にて注腸X線検査とTotal colonoscopyの両者を施行し, 発見された早期大腸癌病変について注腸X線検査法の示現能を検討した。
肉眼型では, Ip, I spは注腸X線検査の透視中でも発見されやすいが, II型になるとほとんど透視中には発見できなかった。またX線写真の読影による見落とし例も少なからず認められた。即ち1型全体では12.4%, II型全体では40.0%の見落とし率であった。部位別の検討では, 肛門側に近いほど発見されやすい傾向がみられた。大きさ別では, 最大径11mm以上になると透視中でも発見される率が大きくなるが, 最大径10mm以下では透視中には発見されにくくなる。しかし26mm以上になると表層拡大型腫瘍が多くなるため, 見落とされた症例はかえつて多くなった。全病変の見落とし率は15.0%であつた。
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© 日本消化器がん検診学会
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