日本消化器集団検診学会雑誌
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福島県における大腸集検の成績と偽陰性例の検討
水越 仁志三浦 正男佐藤 正樹本井 正勝木田 さとみ星 健也村岡 英夫
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2001 年 39 巻 6 号 p. 494-498

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抄録
老健法にもとずき, H4年度より始まった当協会における大腸集検は, 年々受診者が増加し現在では福島県内71市町村をカバーしている。成績を見ると, 最近では発見癌100例前後, 早期癌率60%であり, より早期の癌の増加にともない内視鏡的治療が著明に増加し, 約半数を占めている。このため救命し得る癌の発見やQOLという点では非常に効果があると見られている。しかしより正確に精度を把握するためにはこれらのデータのみでは不十分であり, さらに精度の指標として偽陰性率の推計を試みた。検診群の全癌数をとらえることは非常に困難なことであるが, 今回の報告では逐年検診率を用いる推計数を利用した。その結果, 集検偽陰性率は29.1%, 部位別偽陰性率では右半結腸に進行癌が多いという結果であった。また前年度要精検者の逐年検診発見例で最も多かったものは未受診で, 受診勧奨の重要さをあらためて感じさせられた。
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