図学研究
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陶磁器VR館 (その1)
長江 貞彦
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1997 年 31 巻 Supplement 号 p. 35-40

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抄録
本研究は陶磁器に関するバーチュアルミュジアムを構築するもので、範囲は一応プロジェクトの発案の経緯により京都府に保管されている創作陶磁器100選に限定している。最初に現物の形状と紋様を記録するためデジタルデータにおとす作業が必要で、ここでは形状測定にはレーザービームによる自動スキャンを、紋様データは蛍光灯の照明によるCCDカメラ入力を試行し、ほぼ初期の目標にちかずけた。今後は、これらのデータを有効、かつ動的に活用するため、魅力的なビジュアリゼーションの在り方を研究する必要にせまられている。すなわち、『陶磁器VR館を作ってどうなる?』の質問にも十分答えられるコンセプトを固める必要がある。幸い、本プロジェクトにはアーチストをはじめ産官学の協力スタッフが得られているので、幅広い観点からのアイデアや議論が集約され、著作権等の問題も研究内に限ってはクリアしている。本稿ではとりあえず陶磁器100点のデジタル画像入力とテクスチュアマッピングの技法を解決し、ついで陶磁器VR館の在るべき姿の構想を考察したので、その概要を以下 (ビデオ上映も含む) に要約しておく。
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