2007 年 41 巻 Supplement2 号 p. 59-62
メディア基礎演習「デザインの基礎」では, デザイン未経験者である学生を中心に授業を行っており, 論理的な視覚表現ができるよう, カリキュラムや授業資料を作成し, 授業を行ってきた.同時に, 受講した学生を対象にアンケート調査を行い, その結果を元に授業内容や資料を見直し, 必要に応じて改善を重ねている.その結果, 学生の理解度は向上し, デザインに対する苦手意識も減少している.
本研究では, 2005年度から2006年度の授業改善内容とアンケート調査の結果を比較し, 考察する.