水文・水資源学会研究発表会要旨集
水文・水資源学会2016年度研究発表会
セッションID: P80
会議情報

【流出】
貯留関数式のパラメータ特性に関する早明浦ダム流域における考察
*藤村 和正井芹 慶彦鼎 信次郎岡田 将治村上 雅博
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では,早明浦ダム流域の20年間の対象期間から代表的な洪水を選び,パラメータを変動させながら流出解析を繰り返して最適パラメータを特定し,パラメータの特性について考察した.また,最適パラメータを用いて得られた解析ハイドログラフと長期流出解析の結果から得られた洪水毎のハイドログラフについて解析精度の比較を行った.結果は,p値とk値の関係は指数関数式として表される可能性を示唆した.また,20年間の長期流出解析の結果と比較したところ,長期流出解析による解析結果でも良好な再現性を得ることができた.

著者関連情報
© 2016 水文・水資源学会
前の記事 次の記事
feedback
Top