大阪大学人間科学部
九州大学大学院博士課程
1978 年 12 巻 3 号 p. 42-50
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マクロ・レベルの参加の制度化を考察するためには,参加する主体である人間的条件に関する具体的,体系的なリサーチが必要である.本論文では,参加が集団のモラールや業績に及ぼす効果に関して行われた初期のグループ・ダイナミックス的諸研究,参加のダイナミックスを説明するマルダーの権力格差短縮理論,参加と満足度の関係を吟味した著者の実験的研究等を概観し,参加に関する実証的研究の今後の方向性を展望する.
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