京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻
東京都市大学知識工学部情報科学科
2018 年 28 巻 4 号 p. 205-241
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概要. グラスマン多様体はシュティーフェル多様体の直交群による商多様体と見なすことができる.本論文では,そのような商多様体上の最適化問題を取り上げ,一般の目的関数に対して有効なニュートン法について議論する.特に,数値計算が行えるようにニュートン方程式を水平空間上の線形方程式として導出する.また,クリロフ部分空間法に基づき,目的関数のヘシアンの表現行列を陽に用いずに,方程式を効率よく求解する手法を提案する.
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