東京大学大学院情報理工学系研究科卒
東京大学大学院情報理工学系研究科 JSTさきがけ
2021 年 31 巻 3 号 p. 105-132
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概要. 行列符号関数はSylvester 方程式を解くことに利用できる行列関数であり,その数値計算手法としてこれまでにはSchur 法やNewton 法のようなアルゴリズムが考えられてきた.本論文では新たなアプローチとして行列符号関数を二重指数関数型数値積分公式で数値計算する手法を提案し,その性能を理論的に評価する.提案法は並列計算によって従来の手法では計算困難な大規模行列に対しても適用できる可能性がある.
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