秋田県立大学システム科学技術学部
2023 年 33 巻 4 号 p. 149-177
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概要. 行列対数関数の計算法として行列平方根のためのNewton法とPadé近似を組み合わせたinverse scaling and squaring が知られている.特にそのためのNewton法として積形DB反復が考えられているが,この方法は桁落ちを発生させる箇所があり丸め誤差の影響を受けやすい.そこで本論文では,丸め誤差を抑えるため積形DB 反復を改善した反復法を提案し,数値実験によりその性能を評価する.
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