広島大学病院看護部
広島大学大学院医系科学研究科成人健康学
広島大学大学院医系科学研究科救急集中治療医学
2020 年 27 巻 6 号 p. 505-507
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院内迅速対応システム(rapid response system, RRS)に関わる困難感の有無と要因を,381名の看護師を対象に質問紙を用いて調査した結果,8割の看護師がRRSにおいて困難感を感じていた。困難感の要因としては,“RRS要請することは責任が重く,気軽にはできない”(56%),“RRS要請するタイミングがわからない”(41%),“RRS起動基準である『スタッフによる重症の懸念』のアセスメントに自信がない”(40%)などの急変徴候の判断評価や,責任の重さが困難感の主要因であった。
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