農業土木学会論文集
Online ISSN : 1884-7234
Print ISSN : 0387-2335
ISSN-L : 0387-2335
河川堤防を対象とした粒状体個別要素法による液状化解析
森 洋小川 好
著者情報
ジャーナル フリー

2007 年 2007 巻 249 号 p. 239-246

詳細
抄録

粒状体個別要素法 (D.E.M.) を用いた液状化解析プログラムを開発し, 1995年の兵庫県南部地震で被災した盛土堤防と, 現在, 東京都や大阪府で管理している都市型の河川堤防 (特殊堤防) に適応させた. 実被割で観測された天端沈下量は, DEM解析結果と比較し得る値となった. 主に, 鋼管杭等を伴う地盤改良工法による堤外地側耐震対策を採用している特殊堤防の天端沈下量と液状化発生領域は, 未対策堤防に比べて小さく抑えられることが分かった. また, 堤内地側に地盤改良を施した場合の耐震対策効果も検討しており, 本解析プログラムは耐震対策工法に対しても十分評価できる可能性のある解析手法であることを示した.

著者関連情報
© 社団法人 農業農村工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top