情報知識学会誌
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寄稿論文
日本のアーカイブズ管理におけるEAD・EAC -XMLによる実践の可能性-
五島 敏芳
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2004 年 14 巻 3 号 p. 35-43

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抄録
 アーカイブズ(記録史料)の電子的検索手段(目録,索引等)のデファクト国際規格EAD,Encoded Archiva Description(符号化記録史料記述)およびEAC,Encoded Archival Context(符号化記録史料脈絡)が,日本の記録史料に対して適用実験されるまでの道程を概観し,XMLの利用から考えられる可能性を展望する.EADやEACに沿って構築された記録史料の情報は,XMLの諸技術の利用から,たんなる検索手段ではなく再利用可能な電子的記録史料記述という基本情報源として位置づけられるはずである.
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© 2004 情報知識学会
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