情報知識学会誌
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分散処理用タスクスケジューラPwrakeを用いた月周辺電界波形データからのバイポーラ型波形の抽出アルゴリズムの開発
矢木 大介村田 健史笠原 禎也後藤 由貴
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2014 年 24 巻 2 号 p. 178-183

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抄録
 月探査衛星かぐやで観測した電界波形データには, 特徴的なバイポーラ型波形が多数確認されている. このバイポーラ型波形を観測データから自動抽出し, 波形の特性を求めるアルゴリズムを開発中であるが, 観測データの総容量が約190GBにも及ぶため, 情報通信研究機構(NICT)のサイエンスクラウド上でPwrakeを用いて並列処理による高速化を図った. 本論文では効率を評価した結果を報告する.
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© 2014 情報知識学会
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