学校改善研究紀要
Online ISSN : 2436-5009
学校組織の「機能の隙間」を埋める協働体制の確立
総合的な探究の時間の充実を通して
石川 勝久 棚野 勝文
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2026 年 8 巻 p. 162-175

詳細
抄録
本研究の目的は、学校組織における「機能の隙間」を埋めることにより、教員間の協働体制を確立することである。一般企業を参考としたピラミッド型学校組織では、企業と同様の課題が起こる可能性があると考えられ、「戦略的働きかけ」や 「ヒューマンプロセスへの働きかけ」を誰が担当するか曖昧となっており、学校組織の構造おいても誰も着手していない「機能の隙間」が存在することが明らかとなった。そこで本研究では、組織の機能の隙間を埋めるため、探究推進部会を新設し、まずは総合的な探究の時間の実践を通じて教員間の協働体制の実現を目指した。結果として、一定の効果を得ることができたことから、本研究の成果は、学校組織の持つ「機能の隙間」を埋めるための組織開発を進める基礎的知見になると捉えられる。
著者関連情報
© 2026 日本学校改善学会
前の記事 次の記事
feedback
Top