日本陸水学会 講演要旨集
日本陸水学会第69回大会 新潟大会
セッションID: 3D34
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グレイザー・ヤマトビケラは付着藻類のケミカルキューを認識するか?
*片野 泉土居 秀幸大石 正
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抄録
河川において,グレイザーが付着藻類をケミカルキューによって認識しているかどうかを,匍匐型グレイザー・ヤマトビケラGlossosoma sp.と,時間差により現存量を調節した付着藻類タイルを用いた2種類の実験により検証した。
明暗の2光条件下両方におけるヤマトビケラのハビタットユースは,付着藻類があるタイルの方が,ないタイルよりも有為に高かった。
一方,明条件において,付着藻類がある場合に有為に巧みな最適移動方向をとっており,付着藻類現存量の増加に伴って,この移動方向は有為に巧みとなった。
よってヤマトビケラは付着藻類のケミカルキューを認識して移動方向・ハビタットユースを変えている可能性が示された。
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© 2005 日本陸水学会
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